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2010年9月

ライ麦畑でつかまえて J.D. サリンジャー著

本当に暑い夏でした。いつまで続くのかと思わず考えてしまいました。

いつかは終わることを誰もが分かってはいるのですがね。

タイトルの作品を読み返しました。

部分的には何回か読んだものですが、全体を読むのは40年ぶりです。

以前は野崎孝訳で読んだのですが今回は村上春樹訳で読みました。

話言葉が勝負の小説でしょうから、そこがどう訳されているかです。

どちらも素晴らしい翻訳です。いいですね。

僕自身としては野崎訳があまりに衝撃的だった覚えがあります。

主人公の独特の話し方に共感を覚えたのです。

内容は今読んでもやはりみずみずしい。

主人公、コールフィールドの持つ感じ方がじっと伝わって来ました。

少年の純粋な目線で物事を見ているのですね。これが何とも言えずユニーク。

女の子とのデートのシーンなんかはにやりとしてしまった。

全体的には少年の目から見る大人の社会が何とも言いがたい点があり、

どうして受け入れなくちゃあいけないのかって疑問があるんですね。

いつの世代にも存在するものでしょう。

僕自身もかなり悩ませられました。

ところで、現代の若い人たちに通用するかなって気がしてしまったな。

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